こんにちは。
タピオカです。
先日、
会社の同期が海外赴任となりました。
彼はどちらかと言うと、控えめなタイプで、英語は苦手です。
英語も話せないし、
家族の生活もやっていけるか、
病気になったら、どうすればいいのか、
新しい職場になじめるか、
不安は尽きない様子でした。
不安すぎて、冷静な思考も出来ない状態でした。
突然の海外赴任って、
いろんなイベントが重なりますよね。
実はわたしも、
海外赴任のタイミングで、父親の調子が悪くなりました。本当に突然に。
フライトの四日前が手術。
母親を通して病院の先生の話を聞くと、良い話が出てこず、心配でしかたありませんでした。
こんなタイミングで、
しかも自分の家を継がず、海外赴任するのは、親不孝なのかな.…。
色んな思考が頭を巡って、
悲しくて、涙が止まらないこともありました。
しかし、
海外赴任が決まったことを父親に伝えた時の嬉しそうな表情は、
まぶたの裏に焼き付いています。
父親は、
わたしが仕事で活躍しているのが嬉しかったみたいです。
精一杯、日々の仕事を頑張っていこう、そう思ったのでした。
ちょっと、
話がそれてしまいましたが、
海外赴任まで2か月だとしても、やれることはあるんですね。
まずは、海外赴任にあたり、
最低限できる準備として、現地を理解するのが大事。すると、現地人との生活をスムーズに始めることができます。
深い知識である必要はなく、
ガイドブックにある様な、一般的な知識で大丈夫です。
海外赴任する国の話題を、とっかかりにして話をすると、
現地人と打ち解けるのが早くなります。
現地人と触れ合ってみて、一番感じることは、
お互いの存在を、まず受け入れることが大切ということ。
現地人に英語で技術を教えなければならない立場かもしれません。
英語が不安かもしれませんが、
言葉より大切なことがあるんです。
心に壁を持っていなければ、多少言葉が不自由でも理解しあえる、ということです。
結局は、お互い人間ですから。
現地人は、
英語が上手な人ではなく、現地人のことを理解し、寄りそい、問題を共に解決しようとしてくれる人を期待しているんですね。
今回は、
海外に現地人とのコミュニケーションにおいて、大切なことについて、まとめました。
今回は、
心がけについての記事なので、具体的に英会話のスキルを短期間で向上させる方法については、以下の記事をご覧ください。
目次
突然の海外赴任やること①:現地の文化・歴史を理解する
現地でのコミュニケーションをスムーズにするため、
欠かせないのは、
現地の文化・歴史を理解することですね。
本当に簡単なことを知っておくだけでも違います。
わたしの会社にも、海外から研修生がきますが、
「富士山」とか、「お寿司」の話とかについて、
海外の人から話題を出されると、すぐに打ち解けるんですよね。
例えば、
赴任先でトウモロコシの栽培が有名なら、その話題を話してみるとか、
有名な産業があるなら、それを調べて話してみるとかすれば、間違いなく盛り上がります。
勉強するのは、
「地球の歩き方」とかで十分です。
現地の情報や歴史を知れるし、観光地などの情報も載っていますしね。
現地の基礎知識は、持っていた方が良いってことです。
現地人は、英語が話せないとしても、
自分の国の文化を受け入れてくれる人に対し、間違いなく好感を持ちます。
突然の海外赴任やること②:言葉より大切なのは気持ち
英語は間違えても良いから、どんどん口から発することが大切ですね。
でも、これが以外と出来ない…。
日本の英語教育だと、
・正しい文法でないといけない
・正しい発音がすばらしい
という思考になってしまっているため、
間違いを犯すことを恐れて、結果英語が話せないのです。
わたしが、オーストラリアにいた時の話ですが、
めちゃくちゃな英語で乗り切った話をご紹介したいと思います。
カメラを現像するため、お店に出したのですが、
帰ってきたのは破れたフイルムの欠片のみ。
(当時はスマホなんでもちろん無く、フィルムのカメラでした…。)
明らかに、
お店のミスでフィルムが破れてしまったのです。
フィルムには、
英語学校の時の写真とか、旅行の思い出がいっぱい。
本当に悲しかったし、悔しかった。
その時、
頭の中にある限りの英語力を使って、
文句を言いました。
「ディス インポータント! アポロガイズ ミー!」
*アポロガイズは、正確には “apologize” という単語で「謝る」という意味。アポロジャイズ、が正解です。
発音すらむちゃくちゃだった。
むちゃくちゃなのは分かってたけど、
何としてでも伝えたかった、本当に大切なフィルムだったから。
30分くらい抗議して、相手も理解してくれました。
なぜか、お互いスッキリして、
最後は握手して帰ってきました(笑)
その時感じたのは、
まずは、口から英語を発して、自分の意志を伝えることが、死ぬほど大切だ、ということです。
当たり前だけど、恥を捨てないと、
なかなか出来ないこと。
「恥も知らず、しゃべりまくる人は上達が速い」
これは間違いない。
文法が間違っていたって、
TOEIC の点数が低くたって、関係ないんです。
コミュニケーションで一番大切なのは「心」なんですね。
突然の海外赴任やること③:人生が終わる訳ではないと考える
ぶっちゃけ、
海外赴任に行って、英語を話せないとしても、
人生が終わる訳ではないです。
逆に、
それくらい、開き直って行った方がうまくいきます。(そう言われても、難しいかもしれないですが、、、)
頑張りすぎて、
うつになったり、ストレスで痩せたり、太ったり、
体調を崩したりするのは本当に悲しい。
わたしは、
現地の取引先に行った時、
現地の言葉しか通じなくて絶望したこともあるけど、
身振り手振りを交えれば、
なんとかなりました。
現地人との触れ合いを通じて感じたのは、
言葉の前にお互いを理解しようという気持ち大切、ということでした。
突然の海外赴任に向けての対策まとめ
海外赴任する目的は、
英語ではなく仕事をすることです。
仕事は、現地人の助けがないと絶対に出来ません。
現地の文化をしっかり理解し、
お互いを尊重し、助け合いの気持ちを持てば、何とかなる、ということですね。
海外赴任がスムーズに始めれる様に願っております。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
おわりっ!
------------------------------------僕は、
15年間、普通のサラリーマンでしたが、
突然、アメリカ駐在となりました。
昔は、
カフェで注文もできず、
女の子に助けてもらうくらい英語を話せませんでしたが、
独学で英語を磨き続け、
TOEIC で825点を達成し、
今では、アメリカ人と混じって、グローバルに活躍しています。
タピオカが英語を学び、
アメリカに駐在するまでの物語を下記の記事でまとめています。
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